_______ステージ・モデル_______
ある日、森の中


[R.S.H.B]での初仕事、「ある日、森の中」という芝居の舞台美術の模型です。
はじめは、もう一人の美術さんと、
衣装・美術の両方をコラボでやっていましたが、
結局は私が舞台美術で、もう一人の方が衣装という結果になりました。
私が初期にデザインした衣装は、このページの一番下から見られます。

詳しいあらすじは、劇団のサイトにてどうぞ↓

[R.S.H.B]オフィシャル・ウェブサイト



イメージスケッチ

舞台の雰囲気のスケッチ。
実際に雑草を使う予定でいました。
このスケッチを元に演出家さんと話し合いをし、
もっと段差をつけて、ゴミ山っぽい感じにしよう、という事になりました。



イメージ模型

不法投棄現場の写真を色々とみて、
自然とゴミが入り混じっている感じを舞台で出せれば、と思いました。
この写真ではゴミは実は5つくらいしかないんですけど、
今振り返ると、このボリュームは完成模型に近い物を感じます。

**以下は、完成した模型です**



舞台の全貌

わりと嵩がある舞台なので、写真に収めるのが難しい!
演技のスペースは基本的にこのゴミ山と、その前の床です。
これのどこに上るのか、と思わせられればバンザイですが、
種明かしをすると、平台で段差をつけてあり、
ゴミを前において、平台の側面などを隠してあります。



舞台、向かって左側

クローズアップでとってみました。
このキノコ君たちは、ちゃんと物語に絡んできます。
単なる西宮の茶目っ気では・・ないはずです。
少しファンタジーな要素があるお芝居なので、
スーパーマリオに出てくるようなキノコを沢山生やしました。
実際役者さんがキノコとからんでくれたシーンもあり、嬉しかったです。



舞台中央

クローズアップで撮りました。
洗濯機が少しだけレトロチックですが、実際では普通の洗濯機でした。



舞台、向かって右側

ああ、吊り物が少し曲がっていますね・・。
浮いている2枚のうち、左側は少し曲げてつりたいんですけど、
右側のはまっすぐ吊る予定です。
ファンタジーな要素その2、で、空模様にしてみました。
プロジェクターで文字を映し出すのに使っていました。




シルエット化

いつも模型を製作すると、色々な照明をあてて楽しんで撮っています。
これはお気に入りの1枚。
パネルの下側から照明を当てています。



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