書こうかこう、と思っている間に、ふと気がつけば夏休みが終わって こっちに帰ってきてから、1ヶ月経ってしまった。 みなさん、どうお過ごしでしょうか。 西宮はぴんぴんでございます。 この間、学期初めに、去年1年間のワークを振り返って、 あー、なんだかちょっと暗い・・というか、陰気だなぁ、と思って、 今年はとにかく、ハッピー路線で行こう!ってことで、 とりあえず、今年分のスケッチブックのカバーをデコレートしたところです。 ものすごいハイパーテンションな表紙です。まるで宝塚。笑 さて、同居人のファンキー美容師(27)の方が、最近どんどん狂ってきて困っています。 まず、英語が下手になった。 いや、ある意味上手くなっているが、質が悪い英語になってきているのである。 数日前は、仕事中なはずの時間に携帯にメール (※こっちの携帯では日本人はローマ字か英語でやりとりしています)を送ってきて。 あれ、めずらしい、と思って開けたら、こう書いてあった。 「Hey! Do you know the haiSha? My ginba drop off! Fu*k off! ki-!」 んもう、仰天&もう一人の猛獣使いの同居人と大爆笑。 おまえ、「haiSha」って、歯医者の英単語も知らんのか!!と。 イギリスに住む事を考えている若きウェルテルの皆さん。 大丈夫です。語学の心配はいりません。 我が家に、3年間ロンドンに住んでいるくせに、この英語力で、 しかも立派に美容師やって、お金もらってる人がいますんで!笑 (※ちなみにGinbaが落ちた彼女は、次の日、南アフリカ人の歯医者にいって、治療してもらったが、 虫歯の治療だっつーのに「麻酔するから」って言われたとたん、怖くなり 「麻酔、いらないから!」と断って、地獄の1時間を耐え続け、 家に帰ってきてから「いたいぃ〜〜痛いぃ〜〜」と、ずっとバファリン漬けになっていた。 無茶である。これぞ、自業自得。) 今日は、日本の某コメディアンをめぐって、同居人と3人でこんな話をしました。 美容師R(以下R):「あー、あんさぁ、夏に日本帰ってるときにさぁ、 なんてったっけ、あのなんちゃらヒカルっていう女のさ・・・」 猛獣使いN(以下N):「ああ、○○ヒカルでしょう」 私:「あー、知ってるよ!「♪どーでもいい♪」ってネタの人だろう?」 N:「そうそう、最近はもう違うネタやってるみたいだけどね」 R:「あ。へぇ。そうなんだ」 ―さんざんその人の話をしたあと― R:「え。んでさぁ、その人は、一人なん?」 私:「いや、だから、ソロだって」 R:「あ。へぇ。なに、一人組?」 私:「アホめ!一人じゃ組めねぇっつーの!」 N:「つーか、『組』って!いまどき『組』って!一昔前のジャ○ーズかよ!!」 この愉快な仲間たちとアジトをシェアしはじめて早一年。 それぞれの個性に、ますます磨きがかかりそうです。
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この間、スーパーに行ったら、ポップコーン(豆ではなく、もう作ってあるやつ)を売っていた。 縦横30cmくらいで、アメリカの旗のような柄がプリントされたパッケージに入っていて、 まさに「ポップ」なデザインなポップコーンであったが、 私が仰天したのは、その中身であった。 「オリジナルフレーバー」「キャラメル味」 オリジナルは、多分塩味で、普通のポップコーンに、キャラメル味は茶色のキャラメルがからめてある。 キャラメルは、かなり甘そうだなぁ、と思ったが、まだ許せる。 私が許せなかったのは、もう一つのフレーバー、それは「ストロベリー」である。 普通のポップコーンに、「ストロベリー」味がからめてあるんだけど、 本当に、こういうピンク色で、「Hey! I am 着色料!」という感じ。 それが、ポップコーンに、べちゃぁああ〜〜っっとからめてあったのです。 どっからどう見ても、おいしそうに見えませんでした。 さて、テレビで数日前に、「イギリスのサイアクシェフ」という番組をやっていたので、観てしまいました。 5人の、最高に料理のできないイギリス人を集めて、 プロのシェフに基本を教えてもらったり、 ぶっつけ本番でディナーコース(といっても、サラダ・メイン・デザート)を作ったりする番組だったが、 いやぁ、楽しかったです。 まず、シェフがハーブを取り出して「これは何でしょう」といったら、 参加者のオッサン、なぜか頭をひねった後「チーズ」といいやがった。 わけがわからん。 もう一人のオッサンは茹で卵を作ろうとして、茹でる時間が短すぎ、 「あのさ、暖かい卵、じゃなくて、茹でた卵が欲しかった」といわれていました・・・。 あと、参加者の女の人二人くらいが、コショウ挽きの使い方がわからず、 一番上の、銀色のポッチの部分を回していましたね・・・。 そのうちの一人は、まず鶏肉(丸々一羽のやつ)を解凍し忘れてたまま料理し始めようとして、 出刃包丁でガァーーンッ!!ガァーーンッ!!と鳥に「アタック」していたので、 プロのシェフが、「とりあえずお湯で揉むように洗って、解凍しろ」とオーダーを出していました。 そしたらその人、最後に「あ、サラダ作んないと!」となった時に、なんと、 その鶏を洗ったお湯で野菜を洗っていました・・・・。 さすがに「それは食中毒になるから、ボツ!」となっていましたが。 ビバ・イギリス人。 もう、全然、期待とかしないから、と、心に決めました。
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同居人の猛獣使いNの友達(私たちの専門の頃の友達だから私も知ってる子)が、遊びにきた。 遊びにきた、というか、美容師Rに髪を切ってもらうためだ。 ナイスヘアカットになった後、私が作った肉ナス味噌パスタをみんなで食ってくつろいだ後、 また我が家の同居人のアホな話のお披露目大会になってしまった。 (※もちろん、私のアホなネタもここで暴露されるわけですね) そこで、今日のネタを、こっそり書きます。 語り手:猛獣使いNと私。 聞き手:私、とNの友達S。 暴露される人:美容師R。 N:「Rさぁ、結構よく電化製品壊すよね」 R:「えぇ〜?なんのことー?うち全然わかんないー」 私:「いや、ごまかしたって無駄だから、もう全然無駄だから!」 R:「なんだよぉ〜・・」 私:「こん人ねぇ、デジカメ壊したんだよ、この間。買ったばっかのやつ!」 S:「はぁ!?」 私:「ほんとほんと。 なんか日本で買って、こっちに持って帰ってきたんだけど、 まあ、スーツケースに入れるより手荷物の方がいいんじゃないか、 って考えたところまでは、褒めてやってほしいんだけどさ・・」 N:「うん、進歩進歩!」 私:「そしたらさぁ、イギリス帰ってきて、電源入れたとたん、 「のんちゃぁ〜ん。なんかデジカメの画面に、なにこれ・・花?が写っとるーー」って言いながら来て、 見たら、液晶にヒビ入ってたんだよ;」 S:「ははは!!花って!!」 R:「いや、うちも全然覚えてなくってぇ〜、あれっ、花なんて撮ったかなぁー、なんてさ」 私:「そんで、どうやって持って帰ったんだ、って聞いたら、 なんと、もう1個の普通のカメラとデジカメをビニール袋に一緒に入れて、 口縛っただけだったんだって。ケース買うよね、普通;」 R:「だってぇ〜、店員は、ケース買え、なんて言ってこなかったんだもん・・・」 N:「はい!だまれーー!だまれーー!!」 私:「普通ケースなかったら怖いだろうがよ!」 N:「そういえばさぁ、壊したわけではないんだけどさ」 S:「うんうん・・」 N:「イヤホンってさ、LとRがあるじゃん?」 私:「うん。え、このエピソード、知らないかも」 N:「あれー?のんちゃん知らなかったっけ。まあいいや。んで、Rさ、それ知らなかったんだよ。」 S:「はぁ〜!?笑」 N:「いつも、なぜか、Lを右耳に、Rを左耳に入れてたらしいんだけどさ、なんかフィットしないし、 しょっちゅう落ちるわけじゃん。それをさ・・」 R:「いや、うちさぁ、あれ、ほんと、うちの耳が乾きすぎてるから落ちるのかなぁ、と思ってたんだって!!」 私:「いや、モイスチャー度は関係ないだろ!!笑」 R:「モイスチャー言うな!!」 N:「そうそう、耳が乾いてるからだ、っつって、 ああ、あと、なんか、耳の穴が小さすぎるからかなぁ、って思ってたらしくってさ」 私&S:「あはははははは!!」 N:「ある日、仕事の時、はじめてLとRの事を知って、 帰ってきたとたんに「Nちゃん知ってる!?イヤホンって右と左があるんだよ!」って言うからさ、 普通に「ああ、そうだね」って言ったらさ、 「・・なんでNちゃん知ってんの?みんな知ってることなの?」だって」 もうこの後も、Rが、テレビの後ろの壊れたケーブルの根元から火花が散ったにも関わらず、 「根元をぐりぐりっとやって」使っていた話とか、 カメラつき携帯を買って、なんか写真がぼやけてるなぁ、と思ったら 同僚に、「カメラのレンズに保護用のシールついてるよ」って言われた話とか、 さらにそのカメラレンズのまわりの輪っか状のフレームが外れて、 アロンアルファでくっつけたら、レンズまで汚して、もう、まともに写真が撮れない話とか、 美容師Rのアナログエピソードで、Sは腹を抱えて笑っていました。 ・・・・この家では、実はこれが日常茶飯事だなんて、いえない。笑
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数日前に日本に帰ってきました。 今日から実は初アルバイト(といっても3日間だけど)で、 ちょっとドタバタなんだけど、昨日あたりまでは、わりとユックリしておりました。 ひさびさに兄も実家に帰ってきて、家族4人で外食したりとか。 んで、外食した次の日は、さすがに大食いの兄(昔よりマシになったけど)も、あんまり腹がすいてないらしく、 仕舞いにはこんな会話に。 兄:「もう俺お腹いっぱいなんだけど」 母:「えぇ〜〜そんなこと言わないで食べてよー」 〜5分後〜 ハヤシライスに加え、いちごまで並んでいる食卓を前に 兄:「・・・なんかお腹痛くなってきちゃった」 母:「いいから食べなさい」 何も、別に、ちっとも、よくない。
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また例によって「劇団ふぁんハウス」にお邪魔したり、 その模型の作成中にスポンジ生地の上に瞬間接着剤を落とし、 化学反応で出た煙が左目に入って痛かったり、 相変わらず胃炎は治らずそろそろ薬をもらいに行かないといけないんだけど なんとなく後回しになっていたり、そんな日々です。 最近、母親がものすごい知的な勘違いをしていることを知りました。 映画の話をしてたんですね、「あんまり話題作って興味ないんだよねぇ」とか。 母:「あのさぁ、ハリーポッターっていうのは、どういう話??」 私:「えー、私もよく知らないけどさ、えっと、魔法使いの男の子が・・・」 母:「え?魔法使いぃ?」 私:「え・・?そうだよ?予告編とかで、むちゃくちゃ魔法使ってるじゃん」 母:「・・陶工というか、壺職人の話じゃないの?」 私:「・・・・・・え??」 母:「・・ああ、ハリーポッターっていうのがあの子のフルネームか!」 私:「え・・?う、うん、そうだけど」 母:「ハリー・ザ・ポッター(「Potter=陶工」)で、 「陶工ハリー」っていうタイトルなんだと思ってた」 あまりにもすごい大胆で斬新な勘違いだったので、笑ってしまった。 ちなみに、予告編で、大釜で何かを煮ているシーンが出てきてるらしく、 その釜を見てさらに「ああ、これは陶工の映画なんだ」という意識を強めたらしい。
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今年の抱負が、ようやく決まった。 「美しく・ワールドワイド」である。 今年はもう21になるんで、そろそろ「美」を心がけると同時に、 もうちょっと視野を広げて、フットワーク軽く色々やってみよう、と思っている。 旅行などのレジャーもそうだけど、料理とか課題も同じに。 さて、早速「美」とも「ワールドワイド」とも関係ないお話。 同居人が持ってきた0円新聞、「METRO」に、恐ろしい記事が紹介されていたので、紹介しようと思う。 手元にその記事を置いて、直訳しようと思ったのだが、 どうやら昨日の夕飯の準備の時に、ゴミを包むのに使ってしまったようなので、 覚えている部分だけを、頑張って思い出して書く事にする。 あるイギリス人夫婦がいた。夫婦ともに37歳、教養もある人達であったらしい。 子供が欲しかったが、妻が子供を産めない体なので、養子に男の子をとった。 確か4,5歳の男の子で、新聞の表紙の写真を見るかぎり、元気いっぱいのやんちゃ坊主、という感じであった。 さて、この男の子が、聞き分けの悪い子なのか、単なるワンパクなのか今となっては知る術がないが とにかく、夫婦はその子が言うことを聞かなかったので、いたずらをする度に、なんと、 ティースプーン4杯の塩を、いつも与えていたらしい。 結果として男の子はナトリウム中毒(だかなんだか)で、病院に運ばれ、数日後、死んでしまったらしい。 その両親は裁判で訴えられ、5年間刑務所に入ることが決まった、というニュースであった。 私は「塩4杯」ですでにノックアウト寸前であったが、 更なる次のコメントで、完全にグロッキーに陥った。 その親が、虐待をしていた当時に、その子に関して他人に言った言葉である。 両親によると、彼は、 「Brainless」(能無し) 「Vegetable」(・・野菜?) 「Zombie」(・・ゾンビ??)・・・という事だったらしい。 まあ、能無し、は分かる。酷いけれど、まだ、人間に対して発する言葉ではある。 そのあとの、「ベジタブル」と「ゾンビ」は、果たして何なのか。 あまりにも興味があったので、学校でイギリス人の友達にそのニュースの話をした。 「ベジタブル」とは、植物人間の状態の人の事を、差別する言い方なんだそうで、 「ゾンビ」は、のろま、とかいう意味なんだそうだ。 「養子までとって、何なんだ、その親は。ひどいね!」と友人は怒っていた。 ・・・顔にカボチャとかナスがついている子供が、手とかにスライム状の液体をつけて、 「うはぁはぁ〜〜」等と奇声を上げながらウロウロしている様子を思い浮かべて少し笑った、 なんて、口が裂けても言えない、ウィンブルドンの昼下がりの出来事であった。
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よく、真面目な話を延々とする友達と話している時にふと、 「西宮のHPの日記面白いけど、たまにはこういう真面目な話も書いてみたら?」と言われた。 ので、「あー、それもそうかなぁ」と思っていたのだが、 いざそういう事を書くとなると、なんとなく気恥ずかしく、ずっと書けないままでいた。 その傍らで、同じ書き出しで2,3バージョン小説を書いたんだけど、どれも気に入らなかったので、 大事な「書き出しの部分」だけを公開して、本編はしばらく寝かせておく事にした。 以下が、その「書き出し」である。 「例えば「こうなればいいなぁ」という願いがずっと胸に大事にしまってあって、 それが、パンドラの箱が開く魔法の音と共にある日、突然かなってしまったら、 私はきっと、その日の日記を書けないだろう。 書いたとたんに、夢は、叶い終わってしまう。 書いた事だけが「その日の記録」となり、 書ききれなかった部分は、論文の補足の部分のような形で、頭の中にだけ残る。 「補足部分」は、「記録部分」よりも繊細である。 それは、例えば、表情や、色や、温度である。 それらをどれだけ記憶できるか、というのは、 短い人生をどれだけ有意義に過ごすか、という事を考えると、 大事なキーポイントとなる事が多いのかもしれない。」 クリエーターとしても、人としても、 この補足部分を、楽しめる人になりたいのである。
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胃が悪い。その上、ここ二、三日は風邪をひいている。 夜中に何度も軽い吐き気や悪寒で目がさめたりする。 少し課題をやったり、トイレに行ったり、メールをしてみたりしてから、また寝る。 朝までぐっすり寝られる事は少なくて、一回も目が覚めずに朝が来ると、 一人で小さくガッツポーズをとってしまう事もある。 最近、課題が模型制作の段階に入ってきたので、いよいよ家で作業することが多くなった。 一日中家から出ない事も、わりと多い。 一人で食事を作るのは、気休めであり、趣味と化している。 普段わりと三人分の夕飯を進んで作る事が多いので、 そういう時は「何時までに二品作る!」となって、戦いとなってしまうが、 一人だと、二日続けてお気に入りのオカズを作ったりしてもいいし、何をどれだけ食べてもいいのである。 さて、一人で作って、ホクホクと食べようかなぁ、と思うと、 やっぱり一人なので、音楽を流すだけでは物足りない淋しさを感じる。 なので、よくインターネットで友達などと喋ったり、漫画を読みながら食べる事がほとんどだ。 ところが、胃炎についてのサイトを見ると、そういうのは一番いけないんだそうだ。 「何か他のことをしながら食事をすると、神経が胃に行っていないので、 胃の働きが止まってしまうのです」などと、末恐ろしいことが書いてある。 でも、一人で黙々と食事するのは苦手なので、色々考えた結果、 「噛む時は、何か他のことをしていても、飲み込む時は中断して、集中しながら飲み込む」という食事法に切り替えたが、 これが、非常〜〜〜〜〜〜〜に難しい。 はじめの三口くらいは頑張るが、ハッっと気がつくと、お皿の三分の一を何も考えずに食べている事が多い。 無意識って恐ろしいと思う今日この頃である・・。 ところで、同居人のファンキー美容師Rは、最近何も破壊せずに、おとなしくしているが、 この間過去のアホ話を暴露されて、猛獣使いNと二人で唖然しとしてしまった。 美容師Rは二,三年前、バンドをやっている友人に、ライブの時に録音したMDをもらったが、 MDという物をよく理解していなかった彼女は、MDの銀色の部分をカチャカチャいじりはじめた。 友人に「・・何やってんの?」と聞かれ、「これ、どうやったら開くの」と聞き返したという。 プラスティックの部分が透明のタイプだったので、 中の円盤を「ミニCD」だと勘違いした、とのフォローだったが、 フォローどころか深追いしてしまっている事に、彼女は気付いていない。
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